消防署が主催している救命救急講座に行ってきました。
3時間の内容のうち講義とAED実習が半分半分でした。
いまは自動車免許取るときにAED講習あるそうです。私の時はあったかな??
■AEDの操作
AEDの操作はAEDがこうやりなさい、ああやりなさい、というからその通りにやればいいんですよ、ということでしたのでそれほど難しくないんですね。
AEDは心臓マッサージをしてくれないので、心臓マッサージをしてAED使ってを併用してやらないいけません。AEDは正常な動きでない微細な心臓の震えを止めてくれるだけなので、心臓を正常な動きにするために心臓マッサージをするわけです。これにひと昔前はプラス人工呼吸も併用してましたが大人なら血液内の酸素は救急車来るくらいまではもつらしいのであと昨今のコロナのこともあり人工呼吸はあまりやらなくていいそうです。人工呼吸はAEDよりさらにやるのにハードル高いですからやらなくてもいいといわれると万が一の状況に遭遇した際のハードルが下がりますね。
ただし、子供の場合は人口呼吸はやったほうがいいそうです。
あと心臓が止まって蘇生すると大体胃の中のものを戻すそうなので戻したもので窒息しないようにする対応、体を横にするが必要がありそちらも学びました。
■心臓マッサージ、肋骨折れちゃう
心臓マッサージはコツがあってそれは会得しました。これを知ると医療ドラマとかではなんちゃって心臓マッサージしているんだなとヘンな突っ込み入れたくなります。心臓マッサージで心配してたのが胸をあんなに思いっきり押したら肋骨折れちゃうんじゃないかという心配です。それについては「折れちゃうときあるんで気にしなくていい」でした。えー!そうなんですね。消防士さんでも折れちゃうことあるそうです。肋骨折れているより心臓動いてたほうがいいから折れても心臓マッサージだそうです。これも知れて救命救急のハードルがまた一つ下がりました。
講師の元消防の方は200回心肺停止事案にて出動し蘇生したのはたった2回だそうです。それも蘇生した2回とも救急車が来るまでに周りの人が心臓マッサージをしていたからだそうです。
■AEDの設置場所
AEDの設置場所はAED設置場所とすると地図にマークつけてくれているサイトがいくつか出てきます。それを見ると都会だと会社とかコンビニとかのいたるところに設置されています。郊外だと学校や大規模マンション。郊外はコンビニ設置は少なくなります。
■AED利用率低い
AEDは日本での普及率は高いそうですが利用率は低く数%なんだそうです。赤の他人に使うのは怖いですもんね。また男性より女性への利用が大幅に少ないそうです。女性だと服を脱がせないとAED使えませんからね躊躇しますよね。でもAEDするかしないかで生死や障害の有無が決まるそうです。
AEDを使うのに遭遇することがあったらこの講習会を役立てます。
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